レキソタンでスニッフは厳禁

レキソタンでスニッフはやめよう

レキソタンでスニッフするのはとても危険です。絶対にしないようにしましょう。

 

レキソタンでスニッフしてはいけない

 

精神科診療における処方としてよく出されるのが、抗不安薬のレキソタンです。

 

(悩み)

 

その抗不安作用をもっと強くしたい、もっと早く効かせたい、もっと長く効かせたい等々の理由から安易なスニッフ行為に手を出す人たちが大勢います。

 

『ハルシオン遊び』という言葉が過去に流行していたことがあります。これはハルシオンを使って同様の行為によって快感・刺激・興奮を得られることを指すのです。
誤った使い方をする患者さんがいることに、医師のみならず社会も頭を抱えています。

 

スニッフ行為に使われる薬の量で、効果の継続時間や大小は違ってきます。レキソタンにおいては、基本的に効果はスニッフしてから15分後くらいに現れてきます。継続時間はその人の薬に対する耐性によっても変わってくるのです。およそ10分で終わってしまう人も居れば、長時間作用が続く人もいます。効果の大小も同様です。

 

レキソタンにかかわらず、まず錠剤を粉にしたものを鼻から吸い込むと、単純かつ物理的にまず痛いです。粘膜が過剰に刺激されるからです。そして、脳への影響として、作用が続いている間の記憶が無くなることもあります。他には興奮のあまりに、自分が何をしているのか分からなくなり、知らないうちに危険な行動や、常識から外れたとんでもないことをしてしまう可能性もあります。これは大変危険な行為です。

 

(交通事故)

 

自分の体に害があるのは自己責任で済むかもしれません、しかし前述の通りレキソタンでスニッフすれば記憶のない間に他人にどんな危害を加えているかわかりません。数年前に危険ドラッグを使用して交通死亡事故を起こした事件がありましたが、そういった事件を起こしても何の不思議もありません。

 

レキソタンはそんなに危険な薬ではない! と思われるかもしれませんが、それはあくまで正しい用法、用量を守った上での話です。そんな安全な薬を危険な薬に変貌させるスニッフ行為は絶対にしないようにしましょう。

 

スニッフってなに?

 

スニッフとは、医師の処方や薬局で買った医療用錠剤を砕いて粉状にし、それをストローのような筒状の器具で、鼻から吸い込むこと。砕くときには、薬剤師が使う白い陶器製の錠剤をすりつぶす器具の『乳鉢』や、ビニール袋に錠剤を入れて、上から力を加えて叩いたり押したりして潰す、などの方法があります。この行為、精神科で処方される薬において、よく患者さんたちが誤った使い方として行います。実はこの行為、とても危険ななのです。

 

スニッフすると、鼻の粘膜からダイレクトに薬効成分が吸収され、覚醒剤にも似た快感・刺激・興奮を得ることが出来ます。突然眠気がやってくることもあります。この行為には、精神科で処方された薬がよく使われます。使用される薬はデパス、ハルシオン、リタリンなどと色々な薬がラインナップとして挙げられます。例として上の三つを順に解説すると、抗不安薬、睡眠薬、精神刺激剤と言う種類になりますね。

 

スニッフをしたくなる時点でまともな状態ではないということを自覚してください。通常の服用では物足らない状態なのですから、これはもう完全に依存症です。どんな薬でも用法用量を守らなければ危険だということをよく考えるようにしてください。

 

(診察)

 

現在の薬では足らない、というのであれば必ず医師に相談するようにしましょう。自分の判断で飲み方を変えるのは厳禁です。